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| 前、後ろ、右、左、という方角をあらわす言葉の意味は、相手の陣地を見ての、前、後ろ、右、左、です。だから、相手チームから見ると逆になります。 |
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| なぜ前パスに制限があるのか | | 前パスを投げる時、いくつかの「制限」があります。と言うのも、フラッグフットボールの元となったアメリカンフットボールは、ラグビーを元に改良されながら出来上がったスポーツで、当然のことながら、ラグビーは前パス禁止です。だから、アメリカンフットボールは最初から前パスを投げても良かったわけではありませんでした。 |
| 初期のアメリカンフットボールは、ラグビーの「面影」がありましたから、当然、前パスは禁止でした。アメリカンフットボールが出来上がった歴史の中で、途中から前パスが認められたのです。したがって、それまで禁止されていた前パスを自由に投げて良いというわけにはいきませんでした。(自由に投げて良いことになると、バスケットボールやハンドボールになってしまいます)。制限ルールは下記の3つです。 |
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| 前パスの制限ルール | | 1.前パスは空中で(ノーバウンドで)キャッチしないと、そこまで前進したことにならない。取りそこなって地面に落ちると、それで攻撃は終了。次の攻撃は、その攻撃を開始した地点に戻ってとなる。 |
| 2.前パスは、攻守境界線を越えて投げるのは禁止。つまり、攻守境界線の手前からしか投げることは出来ない。言い換えると、攻守境界線の手前からだったら、逃げ回りながら、どこから投げても良い。 |
3.前パスは、1回の攻撃で1回だけしか投げることは出来ない。
したがって、前パスをキャッチした選手がまた前パスを投げるのはできない。後述しますが、後ろパスも同様できないので、味方にボールを渡すことは一切出来ない。ということは、前パスをキャッチした選手ができるのは、相手陣地目指して、自分で走るだけです。他の球技が、パスの回数に制限なんてありませんから、初心者はついついパスしてしまいがちですが、ここはガマンして、できれば相手陣地まで走る、それができなければ、1メートルでも前へ、少しでも相手陣地へ近づけるように走り、「次の攻撃」につながれば「ナイスプレー」なのです。 |
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| 前パスと後ろパス | | ちなみに、前パスとは、前パスを投げる人と比較して、より相手陣地の近くに入る味方に投げるパスのことです。 |
| 前パスか、後述する後ろパスかの違いは、パスを投げる人と投げられる人との位置関係で決まり、パスを投げる人の投げ方は関係が無い。通常、前パスは、野球の上手投げのピッチャーのように投げますが、その投げ方で自分より後ろにいる味方にパスを投げることもあります。これは前パスではなく後ろパスです。 |
| また、後ろパスは、ラグビーのような両手下手投げや、バスケットボールのような、両手でボールを持って押し出すような投げ方でしますが、その投げ方で自分より前にいる味方にパスを投げることもあります。これは、後ろパスではなく前パスです。 |
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 | | ●ボールを味方に手渡しした後の写真 |
| 後ろパス | 後ろパスは、前パスと同じように、攻守境界線を越えて投げるのは禁止ですが、一回の攻撃中、攻守境界線の手前であれば、何回でも投げることが出来ます。
「真横」方向へのパスは、「前パス」ではなく、「後ろパス」の中に入ります。
手渡しも「後ろパス」に入ります。たとえ前にいる人に手渡ししても「後ろパス」です。 |
| 前パスと後ろパスの違い | | 違いは、パスを取りそこなったときに大きな違いが現れます。前パスの取り損ないは、前進は出来ませんが、次の攻撃開始地点は、その攻撃を開始した地点です。 |
| ところが、後ろパスの取りそこないは、ボールが地面に落ちた地点が次の攻撃開始地点となります。後ろパスは攻守境界線の後ろでしかできませんから、当然、ボールが落ちた地点は、その攻撃を開始した地点よりも後ろになります。 |
フラッグフットボールでは、後退することは出来るだけ避けたいところです。なので、後ろパスは何回でも出来るとは言っても、やればやるほど(回数を多くすれば多くするほど)、後ろパスを取りそこなう危険性が増えるので、つまり後退する危険性が増えるので、通常は、多くて3回(手渡しも含めて)です。
●手渡しのやり方はこちら |
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| 前パスと後ろパスの組み合わせ | 一回の攻撃中、前パスは1回だけ、後ろパスは無制限です。これは、一回の攻撃中、両方はダメ、というわけではありません。通常見られるのは、後ろパス(手渡し)して走ると見せかけて前パスを投げる、というものです。ただし、あくまでも「前パスの制限ルール」を守ってのことです。理論上、前パスを投げてから後ろパスを投げることも可能ですが、あまり前進は期待できないため、ほとんど見られません。 |
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