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写真で解説「ボールの手渡し・手渡しのフリ」
● ← ↓ 「ポケット」の作り方

 手渡しをするとき、「受け手」の攻撃側プレーヤーは、クォーターバックからボールを受け取るために、「ポケット」を作ります。胸の前で両腕を平行にします。上の腕の手のひらは下、下の腕の手のひらは上を向いています。この両腕と腹で出来た空間をポケットと言います。
● ↑ ポケットは、クォーターバック(渡す人)と受け手との位置関係で「作り方」が変わります。クォーターバックからボールを受け取る時、クォーターバック側の腕を上にします。下にすると、クォーターバックがポケットの中にボールを入れるとき、その腕と、ボール(クォーターバックの腕)が当たって、ボールを落とす危険性があるからです。
● ↑ クォーターバックは、ポケットの中、腹めがけてボールを入れます。受け手のプレーヤーは、ボールを入れられたら、上の写真のように、両腕を閉じて、両腕と腹でボールを抱えます。これを、「ポケットを閉じる」と言います。しっかりボールを確保した後で、ボールを片手に持ち変えることもします。
● ↑ ボールを持っているフリ

 手渡し作戦では、守備側に、クォーターバック(渡す人)と受け手のプレーヤーとで、どちらがボールを持っているか、わからなくさせることが成功の秘訣です。そのためには、ボールを持たないプレーヤーは、いかにも持っているような「演」技、「フリ」をします。

 また、ボールを持っているプレーヤーも、自分の身体で「死角」を作り、ボールが相手から見えなくなるように持ち、自分はボールを持っていない、という「演技」をして走ります。どちらがボールを持っているのか、一瞬でも、相手が躊躇して動きが止まれば、「成功」です。

 上の写真は、ボールを持っていないのにもかかわらず、ポケットを閉じて、いかにも自分がいかにも持っている風に走っています。これにひっかかって、守備側プレーヤーがフラッグを取りに来たら、大成功です。この、「ボールを持っていないのに持っているフリ」、「ボールを持っているのに持っていないフリ」の良し悪し、つまり「演技力」が、「手渡し作戦」の成否の鍵を握っています。

● 上3枚の連続写真は、横から見た写真です。スナップを受けたクォーターバックが味方に手渡しして左へ走らせるという、「手渡し作戦左」です。クォーターバックは、そのままの動きで右へ流れて行きます。

 この作戦を利用して、同じ動きで、作戦がどんどん発展していきます。「手渡しするフリ」をして、クォーターバックが右へ走ったり、パスを投げたりします。

 

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