● リーグ戦の目標説明と、何を教えたいかの説明 |
優勝チームは、勝ち数が一番多いチームが優勝ではなく、リーグ戦全ゲームを通して、チームの人全員がタッチダウンしたチームが優勝とします。「全員タッチダウン」を達成できたチームが2つ以上ある場合は、2回目のタッチダウンをした人の多いほうが優勝とします。 |
| 作戦(フォーメーションプレー)を成功させるため、チーム練習を有意義なものにするためには、「チームワーク」が必要。そしてその集大成として、「チームワークの良さ」を、全員タッチダウンできたかどうかで、評価する。体育の得意な人がいるチームが優勝するのではなく、「チームワーク」の良いチームが「優勝」、という、通常の「勝利」以外の「価値観」を教えたい。 |
| 全員に、得点(タッチダウン)したときの喜びを味わってもらいたい(ボールゲームの本当の楽しさは「得点すること」)。体育の得意な児童生徒だけが活躍して、自分のチームが勝つ。それでは、おもしろくないと思います。自分はまったく活躍しなかったけれど、チームは勝ったのでうれしい、と感想を言う児童生徒が多いです。しかしそれは、本当に「うれしい」と言えるでしょうか。それは、寂しいことなのではないでしょうか。 |
一番良いのは、自分も活躍し、チームも勝つ。まあ、この両方を実現させるのはむずかしいですが。 「勝ち数の多いチームが優勝」とすると、体育の得意な人がクォーターバックばかりやって、その人だけタッチダウンすれば、そのチームは勝ち、優勝できるでしょうけれど、その人以外の人は、つまらないです。一回もクォーターバックができず、一回もボールを持って走ったり、投げたりすることができなければ、おもしろくないです。 |
そこで、「全員タッチダウンしたチームが優勝」ということにします。しかし、そのことを実現させるためには、「大切なこと」があります。その「大切なこと」が学べたかどうかを、全員タッチダウンできたかどうかで、みます。 私は、体育の得意な人がいるチームが優勝するのではなく、その「大切なこと」をたくさん身につけたチームが、「優勝」に直接つながることがある、ということを教えたいのです。 それがわかれば、友だちの作り方・つきあい方、さらには、クラスを学年を学校を、さらに「前進させる」方法がわかります。 |
| 「全員タッチダウンしたチームが優勝」という条件を提示することで、体育の得意な児童生徒と体育の不得意な児童生徒との、「学び合い・教えあいの場」を強引に作り出します。 |
「体育の不得意な児童生徒をどうやってタッチダウンさせるか」という課題に、知恵と力を出し合い全員で取り組みます。
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| グループ学習を通して、上手な児童生徒が持っている知識・技術を下手な児童生徒に伝達し、下手な児童生徒の「下手さ・出来なさ」の中に、上手になるためのポイントが含まれていることを発見・分析し、上手な児童生徒はさらに上手に、下手な児童生徒は上手になるよう、全員が向上していく学習の場を設定します。 |
| 作戦(フォーメーションプレー)を成功させ優勝する為には、チームワークの良さが必須となります。チーム内で徹底的な話し合いが要求され、そこから、協力すること・励ましあうことの大切さに気付き、チームワークの大切さを、「お題目」としてではなく、「作戦作り」という具体例を通して学ぶことが出来ます。 |
● チームの分け方 |
当たり前のことですが、なるべく力が拮抗するように分けます。その目安として、
@チームに一人は必ず、運動能力の高い体育が得意な児童、特に足の速い児童がいること(できれば投力も兼ね備えた)。体育の苦手な児童ばかりでは優勝できない。
Aチームに一人は必ず、チームのまとめ役となりうるリーダーシップを持った児童がいること(この児童がチームキャプテンとなることを期待する)→このような児童がいないと、チーム内での話し合いや、目標に向かってのチーム練習が成立しない。 |
| 以上の2人がそれぞれのチームに必ずいるようにチーム分けをします。上記の2つの能力(走力とリーダーシップ、つまり体育が得意でリーダーシップもある児童)を一人が持っている場合ももちろんあります。逆に言えば、走力はあるけどリーダーシップがない児童、走力は無いけどリーダーシップはある児童は、二人合わせてチーム内では一人前、と考えます。 |
| ■ 審判のやり方 |
| 「審判法」も、体育で身につける学力の一つと考えます。ゲームをしないチームが審判を行ないます。一人一人役割分担します。審判のやり方についてはこちら。さらに詳細な本格的なやり方についてはこちら。 |